親知らずの抜歯
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- STEP 1カウンセリングと診査
- 現在の症状をお聞きし、レントゲンやCTで状態を詳しく確認します。
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- STEP 2治療計画の説明
- 抜歯の必要性、術後のリスク、所要時間などを丁寧にお話しします。
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- STEP 3抜歯当日
- 体調を確認し、十分に麻酔を効かせた状態で抜歯を行います。真っ直ぐな歯なら数分、複雑な埋伏歯でも通常30分〜1時間程度で終了します。
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- STEP 4止血と確認
- 傷口を縫合し(必要な場合)、しっかり止血を確認してお帰りいただきます。
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- STEP 5翌日のチェック
- 翌日以降に消毒を行い、傷口の治り具合を確認します。
- Q抜歯した後は、どれくらい腫れますか?
- A個人差がありますが、斜めに生えていたり、骨を少し削ったりした場合は、術後2〜3日をピークに腫れが出ることがあります。通常は1週間程度で引いていきます。
大切なご予定(結婚式や面接など)の直前は避け、余裕を持ったスケジューリングをお勧めします。 - Q抜歯後の食事はどうすればいいですか?
- A麻酔が切れるまでは火傷や頬を噛むリスクがあるため、控えてください。
その後は、反対側の歯で噛める柔らかいもの(うどん、ゼリー、おかゆ等)を召し上がってください。
刺激物(辛いもの、アルコール)は血行を良くし、痛みや出血を助長するため、数日間は控えてください。 - Q親知らずを抜くと、小顔になりますか?
- A親知らずを抜くことで、その周囲の骨がわずかに吸収されたり、噛みしめる筋肉(咬筋)が使われなくなったりして、スッキリ見えるというケースは稀にあります。
ただし、美容整形のような劇的な変化を目的とした抜歯は医学的な推奨範囲ではありません。 - Q大学病院へ行くように言われましたが、こちらで抜けますか?
- A多くの親知らずは当院で安全に抜歯可能ですが、非常に神経に近いケースや、完全に骨の中に埋まっている難症例については、提携している昭和大学歯学部などの専門機関をご紹介させていただきます。
患者様の安全を第一に考えるため、無理な処置は行いません。 - Q妊娠中や授乳中でも抜歯できますか?
- A妊娠中は安定期(5〜7ヶ月)であれば可能ですが、抗生剤や痛み止めの服用に配慮が必要です。
授乳中も同様です。緊急性がなければ、出産後落ち着いてからの抜歯を計画します。
副院長(ママドクター)もおりますので、女性ならではの不安もぜひご相談ください。 - Q抜歯した後、いつまで痛みが続きますか?
- A通常、痛みは術後2〜3日をピークに徐々に落ち着いていきます。
しかし、数日経ってから「眠れないほどの激痛」に変わった場合は、前述のドライソケットの可能性があります。
その際はすぐにお電話ください。適切な処置を行うことで、痛みは劇的に改善します。
「奥歯の奥がムズムズする、時々腫れて痛む」
「親知らずを抜きたいけれど、痛いのも腫れるのも怖い」
親知らず(第三大臼歯)は、10代後半から20代にかけて生えてくる、最も奥にある歯です。
真っ直ぐ生え揃うことは稀で、斜めに生えたり、骨の中に埋まったまま隣の歯に悪影響を及ぼしたりすることが少なくありません。
大田区西馬込のなおい歯科クリニックでは、「親知らずは抜くのが当たり前」とは考えていません。
同時に、「抜くべき親知らず」を放置することで、健康な隣の歯まで失ってしまうリスクも重く受け止めています。
当院では、精密な診断と痛みに最大限配慮した低侵襲な術式により、患者様の負担を最小限に抑えた抜歯を行っています。
「抜くべき親知らず」と「残していい親知らず」の基準
「親知らず=即抜歯」ではありません。私たちは、将来を見据えた医学的判断を行います。
抜歯をお勧めするケース
隣の歯を虫歯にしてしまう
斜めに生えていると、隣の歯との間に隙間ができ、ハミガキが届かなくなります。
その結果、手前の健康な歯まで深刻な虫歯になるリスクが高い場合です。
歯肉の炎症(智歯周囲炎)を繰り返す
疲れが溜まると腫れる、膿が出る、口が開けにくいといった症状を繰り返す場合。
歯並びを乱している
親知らずが横から押し出す力によって、前歯の歯並びがガタガタになってしまう場合。
嚢胞(のうほう)の原因
骨の中に埋まっている親知らずの周囲に、膿の袋ができることがあります。
抜かずに温存できるケース
上下できちんと噛み合っており、ハミガキも十分に行き届いている場合。
完全に骨の中に深く埋まっており、将来的にトラブルを起こす可能性が極めて低い場合。
将来的に他の歯を失った際の「移植(歯の再植)」のドナーとして活用できる可能性がある場合。
なおい歯科が選ばれる理由:精密・安全・低侵襲
親知らずの抜歯に対する「怖い」というイメージを払拭するために、私たちは以下の3つを徹底しています。
① 歯科用CTによる「神経と血管」の可視化
親知らずの抜歯において、最も重要なのは「根の状態」と「神経・血管との位置関係」を正確に把握することです。
当院では、より精密な診断が必要と判断した症例に対し、提携する医療機関にて歯科用CT撮影を行っていただいております。
なぜCTが必要なのか
従来の2次元レントゲンでは重なって見えてしまう神経との距離感を、3次元(立体)で把握することで、神経損傷などの合併症リスクを徹底的に回避するためです。
スムーズな連携体制
提携病院で撮影いただいたデータに基づき、当院で綿密な手術計画を立てます。
お手数をおかけしますが、患者様の「安全」を最優先に考えた体制ですので、ご理解いただけますと幸いです。
② 痛みを抑える「徹底した麻酔管理」
抜歯そのものよりも「麻酔が怖い」という方も多いはず。
当院では、表面麻酔の使用、極細の針、電動麻酔器による一定速度の注入により、痛みを抑えた麻酔を目指しています。
術中も、麻酔がしっかり効いていることを確認してから開始します。
③ 「最小限の侵襲」による腫れ・痛みの軽減
抜歯後の「腫れ」の正体は、身体の炎症反応です。
私たちは、「可能な限り周囲の骨を削らない」「切開の範囲を最小限にする」という低侵襲な術式を追求しています。
手術時間を短縮し、お口を開けている負担を減らすことも、術後の回復を早めるために非常に重要です。
抜歯後の「激しい痛み」を防ぐために:ドライソケット
抜歯後に最も注意すべきトラブルの一つに「ドライソケット」があります。
通常、抜歯した後の穴には血液が溜まって「かさぶた(血餅)」ができ、それが傷口を保護して治癒を助けます。
しかし、何らかの理由でこのかさぶたが剥がれたり、十分に形成されなかったりすると、骨が露出した状態になり、激しい痛みが生じます。
これがドライソケットです。
ドライソケットの原因と予防策
強いうがいを控える
抜歯当日に何度も強くうがいをすると、せっかくできた「かさぶた」が流されてしまいます。
当日は「ゆすぐ」程度にとどめてください。
傷口を触らない
気になって舌や指で触れたり、吸い出したりすると、かさぶたが剥がれる原因になります。
喫煙を控える
タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させ、血液の供給を妨げるため、ドライソケットのリスクが格段に高まります。
もし「ドライソケットかも?」と思ったら
抜歯から3〜5日経っても痛みが引かない、あるいは痛みが強くなってきた場合は、我慢せずにすぐにご連絡ください。
当院では、傷口の洗浄や専用の薬剤による保護を行い、痛みを速やかに鎮める処置を行います。
親知らずの抜歯の流れ
よくある質問(FAQ)
